社畜日記その7
8月某日。平日。
朝から営業先へ。外。炎天下で雑用。最高気温35度。
昼前、客先の簡易トイレを壊す。俺が何をしたというのだ。
昼過ぎ。
トイレ未だ直らず。
トイレから出る際、カギをかけたままドアをバタンと閉めたら閉まってしまった。ドア、外から開かず。
結局、直す手段も思いつかないため業者に連絡してもらうことになる。泣きそうになる。
14時過ぎ。遅いランチ。
セブンイレブンの幕の内弁当を車の中で上司と食べる。
上司、おにぎり1つしか食わず。俺が4分の1も食べていない段階で上司の昼食が終わり、焦る。
早く昼飯を食べなければいけない。
極度のプレッシャーのせいで、エビフライのしっぽが歯に挟まる。
ランチ終了。上司と客先を回る。
お客さんと上司が何を話しているのかよくわからないので、へらへら笑っておく。
時々、変なタイミングで笑ってしまう。へらへら笑うのも難しい。
19時頃、帰宅。
毎朝、駅前のタバコ屋で見かける老けたポパイみたいな顔のおじさんが、パチ屋で店員に絡んでいた。
どうやって生きてるのだろう。
晩飯。先週末に作って冷凍しておいたグリーンカレーと冷凍しておいたメシと冷奴。全部うまい。一生食っていける。
風呂入って読書。「女中の臀(英題:Spanking the maid)」という小説を半分くらい読む。メイドの尻をスパンキングする小説。頭がおかしい。
最近、集中して本を読めなくて、頭を使わないで読める本しか読んでいない。つい先日は、ブックオフで二次元ドリーム文庫のエロライトノベルを適当に買い込み、適当に読み散らかしてゲラゲラ笑った。文章が下手なエロ小説って何でこんなにおもしろいんだろう。「自由はここにある!」という気がする。俺は自由になりたい。クソくだらないエロ小説みたいに。