ライフ・イズ・カルアミルク

本当のライフハックを教えてやる

2012-01-01から1年間の記事一覧

電子書籍はいかにして物語を語るか?『オナホ男』が語る電子書籍の方法論

『オナホ男(作:@johnetsu)』無料配信、はじまりました。 http://www.netpoyo.jp/event/20120504_2 ということで『電子書籍はいかにして物語を語るか?』という思い上がったテーマを本当に語るのかどうかということはさておき、電子書籍における物語=フィ…

『ねらわれた学園』を観てきた

『ねらわれた学園』いまさら観てきた。ヒロインがめちゃくちゃかわいかった。神。 …昔はもっと、感想を練って練って書きたいと思ってたと思うのだけど、最近はもうなんでもいいや、俺が感想書くことに意味あるんか、と思ってしまって、俺の話はいいからとに…

言葉が意味を持ってるって説は

上司と話してるときによく思うのだけど、たとえば言葉に意味がまったく無くなったとする。何を言っても意味がまったく伝わらない。意思疎通ができない。そうなったときに、じゃあ俺と上司はどういうコミュニケーションを取るのか。ってなると答えは単純で、…

つじつま合わせに生まれた僕等

同期と焼き鳥を食いつつ話したのが、同期曰く「iPS細胞の技術が発達して人間がいくらでも生き返るようになったら、人間の死生観が変わって殺人もひとつの個性として認められるようになるはず。酒鬼薔薇聖斗だってひとつの個性として認められるし、それは彼に…

記号論とか再考

気づいたら2ヶ月も更新してなかった。原点に戻ってクソブログっぽい文章書きます。だいたいはてなブログみたいなサービスに時間かけて記事書いちゃダメだ。 突然だけど記号論とか消費社会論とか、昔流行ったらしい(俺はリアルタイムで知らない)けど、最近…

みんな生きよう、という話

最近はツイートもブログ更新も捗らなくてみなさんから心配されてる向きもあるようなないようなだけど、元気にやってます。直属の上司からは仕事ぶり・営業トークも褒められてるし、俺はやっぱり営業の才能あるんじゃないか。ツキも向いてる。つい先日は、会…

短歌つくりました その3

秋の文フリも近づいてきたので、稀風社(http://kifusha.hatenablog.com/entry/2012/07/27/122341)に掲載する短歌書かなきゃな、と思ったらすっかり感覚忘れてて、あれ、やっぱ俺、短歌ぜんぜん向いてないわ…ってぶつぶつ言いながら作りました。以前ツイー…

社畜日記その7

8月某日。平日。 朝から営業先へ。外。炎天下で雑用。最高気温35度。 昼前、客先の簡易トイレを壊す。俺が何をしたというのだ。 昼過ぎ。 トイレ未だ直らず。 トイレから出る際、カギをかけたままドアをバタンと閉めたら閉まってしまった。ドア、外から開か…

社畜日記 その6

八月某日。平日。 出社しておはようございますと上司に挨拶するなり、お前、声の調子がおかしくないかと言われたのは、俺としたことがうっかり風邪を引いてしまって、昨日、ガンガン冷房を効かせてタンクトップ1枚で爆睡したのはまずかったな、あんなことし…

社畜日記 その5

「趣味は人間観察です!」とか言う人間を笑えないのは、俺自身、酒が入ると、というかまさに今日、ビアガーデンで上司とたらふくビールを飲みその帰り、駅前の雑踏のベンチで2時間近くぼーっとたたずんで人の流れをじっと見ていたからで、人間観察って本当…

短歌つくってみました その2

あいかわらず手探りですが、20首ほど。特に厳選せず思いついた端から並べてます。 睡眠時無呼吸症候群がNASAに評価されて俺は宇宙へ 鎌倉とケープタウンを結ぶとき東シナ海の「ナ」を横切る 硬球の代わりにじゃがいもを投げて金属バットで叩くスポーツ 第…

短歌つくってみました

短歌を詠む経験はほぼ皆無なんですが、なりゆきで歌集に寄稿することになったので練習がてら20首ほど書きました。まだ短歌の良し悪しの基準もよくわからないので、思いついた端から並べてみます。コンセプトは「嫌がらせみたいな短歌」。 ドレミファソラシ…

小川を見続ける人間を保護せよ(雑記)

某月某日。出社。 オフィスに着くも、直属の上司が出張でおらず、特にすることもなくデスクに座りパソコンをいじりながらぼーっとする。「窓際族は自分の席に座ってりゃ給料がもらえるし、楽でいいではないか」と考える人は多いのだろうし、実際俺もずっとそ…

「自己責任」という虚構

6月某日。休日。休日を利用して洗濯をした。洗濯機から洗ったズボンを取り出すとポケットのあたりが妙に重く、手をつっこんでみると、しわしわのほぼ日手帳が出てきた。絶望。 まあこんなことは俺の人生今までに何度でもあって、自転車のカギも家のカギも、…

言葉の遅さなど

6月某日。メンヘラの某氏と救いについて話しているとき俺は先方に「結局、自分で自分を救うしかないんだ」と言いそうになって、そんなバカな、そんな酷いことがあるのか、と思い直して言うことをやめた。「結局、自分で自分を救うしかない」とは一見正論の…

社畜日記4〜大阪編〜

昨日から今週末まで出張で大阪。「そうか、俺も出張する人間になったか。そうなってしまったのか。」としみじみ思う。というのも俺の親父が出張を全くしない地元密着型のサラリーマンもとい中卒だったので、俺自身「出張」という概念にまったくなじみがない…

社畜日記その3

今日は東京凱旋後初残業記念ということで、独りで地元の焼き鳥屋に行ってきました。独りで祝うっていうね。いいじゃないですか。 正直、規制かかる前にレバ刺し食えないかなーと期待して行ったんですけど、なんか最近やめちゃったみたいで、おいふざけるなよ…

言葉が薄っぺらい人

「現在使用されている日本語の標準語はその成り立ちからしてまったくの人工言語であり、標準語を使用する限りその人工的な思考の枠組みから外へ出ることはできない」という趣旨の文章を以前読んだときは、へぇ確かにそう言われればそうかもな、程度に思って…

文章を情報化するということ

気づけば1週間更新のない俺のブログ=ライフ・イズ・カルアミルク。ここんとこ更新をサボった理由はネタ切れ、ではなくて、普段から仕事をしている合間にもよそ事はいくらでも俺の頭を去来するので、ネタ切れ、というわけではなくて、こう、なんかブログを…

やめるまでが部活動です

5月某日。出勤。 ここ最近はずっと片田舎の工場で研修を受けているため、工場で働く高卒の子と話す機会が多い。高卒ってもピンキリで、勉強ができるできないとかでなくコイツ本当に頭がいいなと思うヤツから、脳味噌まで筋繊維が走ってそうなリアル金剛くん…

社畜日記その2

5月某日。出勤アンド研修。 休憩時間、同期が同じテーブルに集まってたのしそうに会話をしていて、俺だけ一人輪から外れているという場面があったのだけど、俺はそのとき「ああ、なんかみんな幸せでいいなあ…」と、自分でも気づかぬうちになぜかものすごく…

社畜日記

5月某日。出勤。 新入社員研修の一環で、取引先の仕事場へ見学に行くため、朝早くから同期とともに上司の車に乗る。2時間ほどかけて到着、車を降りると同期に「じょーねつ、後ろの座席で体がぐらぐら揺れるくらいがっつり寝てて笑った」と指摘を受けるのも…

立ち飲み記

5月某日。休日。 昼から上野に用事ついでに、朝からふらっとアメ横へ、朝9時過ぎからガード下の立ち飲み屋が開いていたので入る。飲みなれないホッピーを左手にもつ煮、カシラ、ハムカツ、やさい天、厚揚げ焼き、特製ポテトサラダなどを順々に注文。順番が…

「尊敬」と「リスペクト」

尊敬する人間っていないなー、という話をしたい。 たとえば俺は自分の父親のことはそれなりに好きだし、いてくれて本当によかったなと思うけど、「俺は父親を尊敬している」というフレーズをつくるのはどうしても違和感がある。またたとえば、俺は高校生のこ…

ねとぽよ第2号 DL販売はじまりました!

おまたせしました!ねとぽよ第2号のダウンロード販売がいよいよはじまりました! 僕の小説(?)「オナホ男」ももちろん掲載されてます!やったー! ねとぽよ第2号購入はこちら! https://shop.netpoyo.jp/ 「オナホ男」試し読み版はこちら! http://netpo…

週に5日も会社に行くの巻

※1ヶ月前くらいに書いた文章で、ひどかったんですがアップします。 最近、週に5回も会社に行っている。すごい。週に5回も会社に行くというのは、本当にすごい。週に5回だ。週4回じゃダメだもんな。週に5回。 いや今のところ俺はまだ研修期間、勉強中の…

新居雑感

基本的にハングリー精神に欠けているので、真剣にやらなければいけないときは、メシを抜きます。 じょーねつです。 引越しました(彩の国に) 日記代わりに新居についての感想書きま~す。 ・なぜかネタにされる彩の国だけど、今まで住んでいたのが昭島市と…

雑記2

ここ最近、この時間帯(20時ごろ~寝る前)になると、iphoneを切って外界と連絡を断ち、部屋で読書したり文章書いたりすることが増えた。外から連絡が飛んでくるのが煩わしい、というか、余計なことを考えたくないからなのだけど、なんなんだろう。「ソー…

観念絵夢「マゾバイブル~~史上最強の思想~」読感

Amazon http://goo.gl/W4S4b 爆笑した。ここ最近読んだ本の中でいちばんおもしろかった。 本書はB級AV男優、観念絵夢へのインタビューをまとめたもの。観念絵夢の名は文字通り、口を開けば観念的なことばかり話すM男だということに由来する。本書の魅力は、…

ブコウスキー「死をポケットに入れて」読感

チャールズ・ブコウスキーの「死をポケットに入れて(http://goo.gl/1ktw8)」を読んでいる。彼が72歳のときの日記で、毎日競馬場に行ったり行かなかったりした日々を書いたものなのだけど、これがおもしろい。随所に登場する文章論もいい。たとえばこんなの…