短歌つくってみました
短歌を詠む経験はほぼ皆無なんですが、なりゆきで歌集に寄稿することになったので練習がてら20首ほど書きました。まだ短歌の良し悪しの基準もよくわからないので、思いついた端から並べてみます。コンセプトは「嫌がらせみたいな短歌」。
ドレミファソラシドしか習ってこなかった人の告白「ドソラファソソソ」
入道雲弾けて飴玉のマシンガン 科学は全部間違いでした
強迫症患者の手がぴかぴかに洗われる時間 永遠は時間
パラマウントベッドから老人揺り落とす 今日から俺が看護される
肉まんの敷き紙をなめていた三日後彼は遺体になった
願い事3つ叶える権限を1つ使ってレバ刺しを食う
努力 友情 勝利 努力 友情 勝利 努力もうやめていいですか
ワイドショー見て見識が広がった ワイドショーは勉強になる
愛があるかけがえのない家の優しさの 満ち満ちた春の 陽射し陽射し陽射し
ソプラノ歌手 声が高すぎる もっと低く歌いなさい
窯出しプリン頬張る人の人が人は人を甘味がバカにしている
人間が死ぬ音ゴボボゴボボボゴボボッボガ人間が死ぬ
坐・和民の380円のレモンサワーうまい!最高!
気が狂って死んだアイアイが 気が狂ったまま生きていた夏
「生きるとは死にゆくこととみつけたり」人生マスター辞世の句である
以上、一首でもおもしろいのがあれば幸い。